遅発性ジスキネジア
遅発性ジスキネジア(英:tardive dyskinesia、TD) とは、抗精神病薬を長期使用中または中止後に、口周囲を中心に顔面・四肢に生じる不随意運動のこと。
抗精神病薬開始後5年で20~30%で出現するとされ、いったん生じると難治性であり、早期発見し対応することが重要。
代表的症状
日本医事新報社 遅発性ジスキネジア
- ジスキネジアはミオクローヌス・コレア(舞踏運動)・バリズム・アテトーゼなど不規則な異常運動全般を指す総称。
- 遅発性ジスキネジアは、主にドパミンD2受容体遮断作用を持つ抗精神病薬を投与してから3カ月以上経過後、または使用中止6カ月以内に生じる、口周囲・舌・下顎を中心とした不随意運動。
- 頸部、体幹や四肢にもみられることがあり、D2受容体遮断作用の少ない非定型抗精神病薬では生じることは少ないとされる。
- 症状は、「舌を出したり引っ込めたりする」「口をもぐもぐさせる」「顔をしかめる」「眉をひそめる」などの動作など顔面を中心とした常同的な運動。
- 頸部や体幹に出現したり、手先では指がばらばらに動く(piano playing様)動作がみられることもある。
- いずれも自分の意思とは関係なく生じるが、短時間これらの運動を止めることもできる。
海外ドラマ「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」より
シーズン1#9「テキサス列車ジャック」
『顔が勝手に痙攣する向精神薬を長期間使ったときの副作用。』





