ソドミー

ソドミー

ソドミー(英:Sodomy)は、自然に反した性愛。法学において使われる「不自然な性行動」を意味する用語。

旧約聖書に記された「ソドム」にちなむ称。

この語は聖書にある堕落した都市の名「ソドム」と関連しており、 教会ラテン語の "peccatum Sodomiticum" または英語の "sin of Sodom" が起源とされ、共に「ソドムの罪」を意味する。

創世記の18章-19章では、神がソドムとゴモラを極めて罪深い場所と知り、住民を殺す前にこれが本当に正しいか確認しようとする。ソドムの実態を確認すべく、神は人間の姿をした2人の天使を街へ送った。2人の天使は夕方に到着した後、ロト(正しい人)に家へ招かれ、そこでロトに夜の間に家族と街を去るように強く勧めた。

ソドムの男達は二人の客を「知りたい(聖書では”知る”がしばしば性行為を意味する)」と思い、ロトに彼らを差し出すように要求した。ロトはこれを拒否して外に出て、処女の娘二人を代わりに差し出すことを提案した。この提案は拒否され、男達はロトを押してドアを押し破ろうと近づいたが、天使はロトを家に引き戻してドアを閉めた。
天使は街の男達を盲目にさせ、ロト達を守った。盲目になった外の男達は家の中に入ろうと力つきるまで努力した。

彼らの堕落とみるか、もてなしの欠落とみるか、聖書の一節の解釈によって異なる。
その後ソドムは硫黄と火の雨で破壊された。

この聖書の物語から「ソドミー」の語は生まれ、「不自然なセックス」と同義の意味として使われることとなった。

神話におけるソドムとゴモラが実在したかどうかは議論の余地がある。
一部では青銅器時代のカナンの都市ヌメイラとバブ・エ・ドゥラーで起きた災害を脚色したものだとし、寓話ぐうわ(擬人化した動物などを主人公に、教訓や風刺を織り込んだ例え話)の都市が存在したとする点で論争が続いている。
しかしながら、バブ・エ・ドゥラーの跡地は石油や歴青・硫黄・天然ガスの埋蔵物が確認されており、物語との繋がりを示す証拠だとの推測を呼ぶ材料となっている。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ソドミー

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