ソドムとゴモラ
ソドムとゴモラ(英:Sodom・英:Gomorrah)は、旧約聖書の「創世記」に出てくる街の名前。
神に対して多くの罪を犯したとされるこの二つの街は、キリスト教圏では退廃的(心が荒れていて健全ではない様)な都市の代名詞としてよく使われ、神の怒りに触れて滅ぼされたことになっている。
ソドムとゴモラの罪
ソドムの罪(ホモ・セクシャルときにソドミー)については、古来、「創世記」19章前半、特に19章8節のロトの提案内容から推察して、甚だしい性の乱れが最大の原因であったとする見解が一般的である。
■「エゼキエル書」16章49-50節において、次のように書かれている。
『おまえの妹ソドムの罪はこれである。彼女とその娘たちは高慢(相手を見下すこと)で、食物に飽き安閑(心身が安らかなこと)と暮らしていながら、貧しい者・乏しい者を助けようとしなかった。 彼女たちは傲慢(相手を見下した上で、自分本位に行動すること)にも、私の目の前で忌まわしいことを行った。そのために私が彼女たちを滅ぼしたのは、お前の見たとおりである 。』■16章53節から55節では、いずれソドムとその娘たちを復帰させることを、神が示唆している。
『私は捕らわれた彼女たちを帰らせる。すなわち捕らわれたソドムとその娘たち、捕らわれたサマリアとその娘たち、および彼女たちと共に捕らわれたお前たちを帰らせる。
お前は自分の不名誉を負わねばならない。また、お前が彼女たちを慰める結果となったすべての行いのゆえに、不名誉を負わねばならない。
お前の妹であるソドムと、その娘たちは元の姿に帰り、サマリアとその娘たちも元の姿に帰り、再びお前と娘たちも元の姿に帰るであろう。』■旧約時代からの伝承を受け継いで編纂(多くの材料を集めて書物の内容をまとめること)された新約聖書においても、「ユダの手紙」の中に次のような記載があり、ソドムやゴモラが「不自然な肉欲」によって罰されたことを古代のユダヤ地方が伝承していたことが確認できる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ソドムとゴモラ
『ソドムやゴモラ・その周辺の町は、この天使たちと同じく淫らな行いに耽り、不自然な肉欲の満足を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受け見せしめにされている。』
ユダの手紙
イエス・キリストの僕またヤコブの兄弟であるユダから、父なる神に愛されイエス・キリストに守られている召された人々へ。
哀れみと平安と愛とがあなたがたに豊かに加わるように。
愛する者たちよ。私たちが共に預かっている救について、あなたがたに書き贈りたいと心から願っていたので、聖徒たちによって一度伝えられた信仰のために戦うことを勧めるように、手紙を贈る必要を感じるに至った。
その訳は、不信仰な人々が忍び込んで来て、私たちの神の恵みを放縦(思うままに振る舞うこと)な生活に変え、唯一の君であり私たちの主であるイエス・キリストを否定しているからである。彼らはこのような裁きを受けることを昔から予告されているのである。
あなたがたは皆、充分にに知っていることではあるが、主が民をエジプトの地から救い出して以降、不信仰な者を滅ぼされたことを思い起してもらいたい。
主は、自分たちの地位を守ろうとはせず、その居るべき所を捨て去った御使たちを、大いなる日の裁きのために、永久に縛りつけたまま暗やみの中に閉じ込めておかれた。
ソドム・ゴモラも周りの町々も同様であって、同じように淫行に耽り不自然な肉欲に走ったので、永遠の火の刑罰を受け人々の見せしめにされている。
……
ユダの手紙






