秩序型
秩序型とは、犯罪プロファイリングにおいてもっとも有名な類型のひとつ。
元FBI捜査官のロバート・ケネス・レスラー(英:Robert Kenneth Ressler)は、著書”FBI心理分析官”の中で、殺人を「秩序型」と「無秩序型」の2つに分類している。
秩序型の犯人は、事前に犯行計画を練っており自分のファンタジーを現実にする。そのファンタジーは、何年も前から犯人の頭の中で徐々に形作られていくという。
レスラーは、ジョン・ウェイン・ゲイシーやテッド・バンディを秩序型に当てはめている。
秩序型の犯人の特徴
- 兄弟の中では年長者で、長男のことも多い。
- 平均以上の知能をもち、熟練を要する仕事を好む。
- 殺人の前には、しばしば経済的な問題や結婚、就職、女性関係などの状況的なストレスをかかえている。
- 犯罪をおかしているときには、落ち着いてリラックスしている。
- 犯行の前に酒を飲むこともあるかもしれない。
- 状態の良い車を持っていることが多い。
- 家宅捜索では、しばしば自分の事件を報じた新聞記事の切り抜きが出てくる。
秩序型の犯行の特徴
みんなの犯罪心理学 性的殺人の類型(FBI)
- 整然とした現場は、捜査の進展を防ぐために、注意深く計画された犯行であることを示している。
- 被害者はしばしば面識がなく、犯人が物色していた現場に偶然居合わせたために狙われている。
- 犯人はしばしば好みのタイプの被害者を狙っており、連続殺人の被害者たちの特徴には共通点のあることがあることが多い。
- 被害者の共通点として多いのは、年齢・外見・職業・ヘアスタイルやライフスタイルなど。
- 犯行の前段階として、社会的な能力の高い犯人は被害者と会話をしたり、ときには被害者に接触する方法としてなんらかの扮装をするかもしれない。
- 犯行では頻繁に自分の車や被害者の車を使う。
- レイプ、殺人ともに計画的な犯行であり、殺害は常にレイプのあとで行われる。
- 被害者を凶器で脅し、被害者から望む反応を得るために、性的なコントロールが続けられる。被害者が反応しなくなると、より攻撃的になるかもしれない。
- 何らかの拘束具(ロープや鎖・目隠し・猿ぐつわなど)が被害者のコントロールに使われる。
- 殺害は、拷問の中でゆっくりと計画的に行われる。
- 犯行時の行動には、強迫観念や偏執的な特徴が現れる。
海外ドラマ「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」より
シーズン1#4「白昼のレイプ・キラー」
『秩序型の殺人犯というのは、手を使う技術職についているケースが多い。』
シーズン1#7「一家惨殺事件」
この回で、秩序型殺人のプロファイルを詳しく解説してます。






