円卓の騎士
円卓の騎士(英: Knights of the Round Table)とは、アーサー王物語でアーサー王に仕えたとされる騎士のこと。
その名は、キャメロットの城にある円卓を囲んだことに由来し、上座下座のない円卓が用いられたのは、卓を囲む者すべてが対等であるとの考えからとされる。
狭義(狭く限定したほうの意味)には、「円卓に座ることを許された騎士」を「円卓の騎士」と呼ぶ。広義には、「アーサー王配下の他の騎士たち」も「円卓の騎士」と呼ぶ。
円卓の騎士は12人とされることがあるが、人数は文献によって相違があり構成員をすべて挙げない文献も多い。例えばトマス・マロリーの『アーサー王の死』には「300人の円卓の騎士」といった表現がある。
円卓の騎士として著名な人物
- アーサー王(英:King Arthur)
- ランスロット卿(英:Sir Lancelot)
→オークニーのロット王とアーサー王の異父姉モルゴース王妃の息子。- パーシヴァル卿(英: Sir Percival / Perceval)
→聖杯の騎士の一人- ガラハッド卿(英:Sir Galahad)
聖→杯の騎士の一人。ランスロット卿の息子。- ケイ卿(英:Sir Kay / Cei)
→アーサー王の義兄。- ベディヴィア卿 / ベディヴィエール卿(英:Sir Bedivere)
- トリスタン卿(英:Sir Tristan)
- ガレス卿(英:Sir Gareth)
→オークニーのロット王とアーサー王の異父姉モルゴース王妃の末息子。- ボールス卿(英:Sir Bors)
→聖杯の騎士の一人。- ラモラック卿(英:Sir Lamorak)
→ペリノア王の息子。- ユーウェイン卿(英:Sir Ywain / Uwain)
- パロミデス卿(英:Sir Palomides)
- アグラヴェイン卿(英:Sir Agravain)
→オークニーのロット王とアーサー王の異父姉モルゴース王妃の二番目の息子。ガウェイン卿、ガレス卿の兄弟。- ペリノア王(英:King Pellinore)
- モードレッド卿(英:Sir Mordred)
→アーサー王とモルゴース王妃の息子。伝説
新たな円卓の騎士は空席ができたときにのみ迎えられる。その者は以前の騎士より勇気と武勲を示さなければならず、それができなければ魔術師マーリンが円卓にかけた魔法により弾かれてしまう。
聖杯伝説の一形態では、円卓にはイエス・キリストと12人の使徒を模して13の席があったとされる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 円卓の騎士
「キリスト」に対応するアーサー自身が一つの席に座り、残りの席に一人ずつ騎士たちが座っていたが、13番目の席のみは例外的に誰も座っていなかった。
なぜなら、この13番目の席はキリストを裏切ったイスカリオテのユダの席であるため、魔術師マーリンが席に呪いをかけており、座る者は呪いに冒されるからである。そのためこの席は「危険な座」と呼ばれ、新王が足を乗せると叫び声を上げるという、アイルランドのファルの石からできているとされる。
しかし、円卓の騎士の一人であるランスロットの息子ガラハッドが呪いを恐れずにこの席に座り、呪いに打ち勝って12番目の騎士になった。彼が聖杯を手にして天に召されたのちは、再び空席となった。






