妄想性障害
妄想性障害(英:Delusional disorder)とは、妄想を特徴とする障害。
精神医学でいう妄想とは、「事実ではない」ことを「確信しており」「訂正ができない」こと。
妄想性障害は、この「妄想」が長く続いてしまうことが特徴。
同じく妄想を主要な症状とする疾患に統合失調症があるが、以下の点で異なる。
- 妄想性障害では、幻聴などの幻覚が強いわけではなく、あったとしても妄想に関連する幻覚を認めるのみ
- 統合失調症のように感情が鈍くなったり、意欲が大きく減退したりすることはない
- 妄想以外の点では日常生活に大きな支障は目立たず、普通に生活しているように見えることが多い
「自分の考えがおかしいと他者は思っている」ということを受け入れられず、多くの人は不機嫌でイライラしている。また、激怒したり暴力的な行動を起こしてしまう場合もある。
妄想性障害のタイプ
妄想性障害は、妄想の内容によって以下のように分類される。(DSM-5)
JR奈良駅前こころのクリニック 妄想性障害
- 被愛型:ある人物が自分に対して恋愛感情を持っているという妄想
- 誇大型:自分には偉大な才能がある、あるいは重要な発見をしたなどと思い込む妄想
- 嫉妬型:配偶者や恋人が浮気とか不倫をしていると確信する妄想
- 被害型:嫌がらせや陰謀を企てられているなど、不当に被害を受けているという内容の妄想
- 身体型:自分の身体の機能や感覚にかかわる妄想






